92 創造力
○創造とは無限に存在する仮定の中から有意のものを抽出する作業である。
・効率的に創造を行うためには、多様な知性体とのネットワークとコミュニケーションの構築が必要である。
○ネットワーク・パワー-アンマリー・スローター(1958-)
・20世紀は最も世界とつながった国が最強となる。
・最も多くの他のアクターとつながりを持ち、それらをどう結びつけて組織化すれば最大の効果が生まれるか、の勝負になる。
・ネットワーク・パワーが広がる中では、柔軟で適応力に富む社会こそがもっとも先進的な社会なのです。
・多様性という観点からは社会が開かれていることが重要なのです。
○ブレインネット
○創造性を高めるには
【参 照】「僕がアップルで学んだこと」松井博(2012年4月刊)
(1)シンプル志向(p.042)
・守るべきルールは最小限に。(p.047)
・整理できるところから手を付ける。(p.048)
・・・常に整理整頓。(p.111)
・・・準備・実行・後始末。(p.116)
・・・成功体験、失敗体験、名誉欲や劣等感などはドンドン手放す。(P.204)
・「やること」と「やらないこと」を明確にする。(p.049)
・・・過剰品質を求めない。(p.084)
・強み・弱みを知る。(p.051)
(2)明快な製品のコンセプトを定義し、その定義に沿ってデザインを練っていく。(p.055)
・デザインやコンセプトを重視せずに行う製品開発は、構造的にコストが膨らみやすい。(P.076)
(3)適切な制約 (p.124)
・・・ゆとりを与えすぎると創造性は萎む。(p.128)
・・・責任を問われるから真剣になる。(p.121)
(4)その他
・新しいアイデアは古いアイデアを捨て去ったところにある。(p.125)
・たくさんのアイデアを出す。(p.128)
・複数のアイデアを結びつける。(p.126)
・トコトン説明させる。(p.127)・・・☆ 分かり易く説明する。
・リズムを変える。(p.128)
【ネットワークの歴史】
1965年 テッド・ネルソン(米国の社会学者)が「ハイパーテキスト(Hypertext)」と「ハイパーメディア」という語を作る。
※ハイパーテキスト:複数の文書(テキスト)を相互に関連付け、結び付ける仕組みである。「テキストを超える」という意味から"hyper-"(~を超えた) "text"(文書)と名付けられた。テキスト間を結びつける参照のことをハイパーリンクと言う。
※最も有名なハイパーテキストの実装はWorld Wide Webである。
1989年 CERNに所属していたティム・バーナーズ=リーは、世界中に分散する別々の大学や研究所で働いている研究者たちが自動的に情報を共有する、という要求に対してWorld Wide Webを開発した。
1998年 Google設立
※Googlenの経営理念「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」
2001年 Wikipedia発足
2003年9月 マサチューセッツ工科大学(MIT)が講義教材のすべてをウェブ上で公開するオープンコースウエア(OCW)を立ち上げた。
2005年 YouTube (→Google)公式サービス開始
※Youは「あなた」、Tubeは「ブラウン管」(すなわち「テレビ」)という意味。
2006年 Twitter、Facebook
2007年 iPhone
2010年 iPad
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