41 人工知能の歴史【知性】宇宙との対話
○人工知能の歴史( )内は量子ビット
1956年 ジョン・マッカーシーが人工知能と命名。
1980年 Paul Benioff が量子系においてエネルギーを消費せず計算が行えることを示した。
1984年 映画「ターミネーター」公開
1989年 Berners-LeeがWorld Wide Webを開発。
「皇帝の新しい心」ロジャー・ペンローズ発刊
ドイッチュが量子回路を考案
1997年 チェス専用コンピュータ・ディープ・ブルーがガルリ・カスパロフに勝った。
※カスパロフは、15年もの間チェスの世界チャンピオンのタイトルを保持し続けた。
1998年 量子コンピュータ用のプログラミング言語である、QCL (Quantum
Computation Language) の実装が公開された。
2005年 レイ・カーツワイルが『The Singularity Is Near: When
Humans Transcend Biology』で技術的特異点について詳述。
2015年 Googleの人工知能Alphago(アルファ・ゴ)が囲碁でプロ棋士に勝利。
2016年 Alphagoが元世界チャンピオンに勝利。 [1]
【参 考】
[1] 対局のパターン
・チェス:10^120
・将棋:10^220
・囲碁:≧10^360
※チェスでは、どの局面でも平均で35通りの打ち方がある。囲碁では、打ち方は250通り。宇宙に存在する原子よりたくさんの手数がある。
○囲碁・・・プログラム上の困難性
1.分岐係数・・・組合せの数が急に増えるので、深くは探索できない。
2.複雑な盤面を判断するよい方法がない。・・・様々なヒューリスティックがある。
※正解に近い解を得ることができる方法
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