51 奇跡の子 【人生】宇宙との対話
・宇宙の中で1人の人間が存在する確率は、1兆の5乗分の1より低い。
・年末ジャンボ宝くじの場合、1ユニットで1000万枚発売され、1等は1ユニットあたり1本だから、10枚買うと100万分の1の確率で1等が当たる。
・人間が存在する確率は、年末ジャンボの1等を連続して11回当てるのと同じ程度である。
・ 人がこの世に存在することは、気の遠くなるほどの幸運の結果なのだ。
・「人はみんな奇跡の子」なのだ。
・ ところで、最も幸運な人の存在確率は、1兆分の1程度だ。
・ 人は皆、お金や名誉や地位を求める。
・ それは生存本能であり、社会生活を通じて脳の神経回路に記憶されたもので、仕方のないことだと思う。
・ただ、最も幸運な人とそうでない人の差は、年末ジャンボの1等を連続して11回当てるのと13回当てる程度の違いだということなのだ。
・ すでに年末ジャンボの1等を11回も連続して当てた人が、他人よりも年末ジャンボの1等を2回多く連続して当てるために、競争に明け暮れ、人生の楽しみを見失い。気持ちが萎縮して、あげくの果てに自殺したら、神様は同情するでしょうか?
・ 昔からある「感謝の心を持って生きる」とか「足るを知る」とかいう人生訓は当然のことなのだ。
・ もう一度つぶやこう。「人はみんな奇跡の子」。
<計算1:宇宙における50kgの物の存在確率>
・宇宙の質量:約6×10の53乗kg・・・(1)
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』観測可能な宇宙
・人間の平均体重:約50kg・・・・(2)
・宇宙の中で1人の人間が存在する確立=(2)÷(1)≒10のマイナス52乗
<計算2:地球型惑星における知的生命の存在確率>
・地球の質量 :約6×10の24乗kg・・・(3)
・地球人口 :68億人 (2009年 アメリカ国勢調査局より)
・全人口の重量:約4×10の11乗kg・・・(4)
・地球型惑星における知的生命の存在確率=(4)÷(3)≒10のマイナス13乗
<計算3:宇宙の中で1人の人間が存在する確率>
・計算1の確率×計算2の確率=10のマイナス65乗
・1兆=10のマイナス12乗
・百万=10のマイナス6乗
<計算4:宝くじの1等が連続して2回当たる確率>
・10のマイナス6乗×10のマイナス6乗=10のマイナス12乗=1兆
<計算5:2009年の世界で1番幸運な人の存在確率>
・68億分の1≒10のマイナス10乗
「一番わかっているようで一番わからぬこの自分」相田みつを(1924-1991)
☆「ありがたや」と感謝をすると心が楽になる。
【参 考】
・地球を構成する元素は太陽の1.4倍以上の重さの恒星の超新星爆発により生成したものです。・・・我々の体は星のかけらでできているのです。
※地球から10パーセク(33光年)以内の超新星爆発は、1億年に1回程度です。(Wikipedia:近地球超新星)
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