2017年11月10日金曜日

50 プライドと恥

50 プライドと恥 【人生】宇宙との対話

○プライドや恥というのは、論理的な前頭前皮質ではなく、感情をつかさどる脳の領域の働きによるものです。[1]

Q:ベイジアンネットが感情を持ち得るのでしょうか? [2]
A:情動に関係する脳の組織は扁桃体・視床下部・脳幹など(感情脳・生存脳)ですが、ベイジアンネットはこれらの組織とは無関係です。 
将来の人工知能設計者は、目的に応じて「好奇心」などの感情をベイジアンネットの外側に作ることになるのだと思います。 

※ベイジアンネット:確率論に基づいた推論を効率的に行うための技術。 脳の機能の1つである直観と似た働きをする。脳の情報処理原理の解明の鍵となる技術。
・イギリスの牧師トーマス・ベイズ(1702年(?) - 1761年)によって1763年に発見されたベイズの定理をもとにしている。

扁桃体/視床下部/脳幹.png

【参 考】
1.「自分を変える教室」ケリー・マクゴニガル(p.294)
2. 産業技術総合研究所 > 一杉裕志 > 脳とベイジアンネット > 脳とベイジアンネットFAQ( 2011-05-26 更新)
3. NAMS出版プロジェクト
http://nam-students.blogspot.jp/2015/09/blog-post_83.html

0 件のコメント:

コメントを投稿