78 健康管理【宇宙旅行】宇宙との対話
78-1 宇宙食メニュー
・厚生省の「日本人の食事摂取基準」(2010年版)と文部科学省の「食品成分データベース」をもとに、サツマイモを中心とした宇宙食のメニューを考えた。
・サツマイモ 4本、サケ缶2個、ゆで卵2個、納豆1パック、豆乳コップ1.5杯、ほうれんそう 1.5束。
・この6品で、日本人の成人の1日食事摂取基準を満たすことができる。
・最大の問題は、宇宙でどうやってサケを養殖するかだ。
78-2 健康食材
・ついでに私は地球上で癌や認知症などの病気と老化を予防する毎日の食材を君に示す。
・この食材の効果を知りたければ、このブログがいつまで続くかを見守ってほしい。
<高血圧予防>酢、タマネギの皮、シナモン
<免疫強化>ニンニク、ブロッコリースプラウト、シイタケ、きゃべつ、ニンジン、納豆、茶、はと麦茶
<認知症予防>卵、ブロッコリー、カマンベールチーズ、亜麻仁油、生姜
<血糖値調整>ナッツ、玄米、酒粕、ヨーグルト、モズク
<老化予防>サケ(アスタキサンチン)、インスタントコーヒー2杯(ナイアシン)、蜂蜜、イカ・タコ(ミトコンドリア)
78-3 血圧が下がる! 簡単ポトフ(4人分) ・・・調理時間50分
・さらに地球上で役に立つレシピを紹介しておく。
・ちなみに標準体重の私は2~3日で効果が出る。
※このレシピの特徴:ステップ1で加熱している間にステップ2の材料の下ごしらえをする。
○ステップ1
(材料と処理)
鳥のむね肉 600g
オリーブオイル 大さじ2
タマネギ 1個(輪切り)
ジャガイモ 2個(皮ごと1/8)
ニンジン 1本(皮ごと 輪切り)
トマト缶(カット) 1缶(400g)
水 400g
(アクション)
・オリーブオイルで鳥のむね肉を軽く炒める。
・タマネギ、ジャガイモ、ニンジン、トマト、水を加え、高圧釜(中火)で1分加熱し、5分蒸らす。
○ステップ2
(材料と処理)
キャベツ 1/4個
カブ 2個(1/8)
長ネギ 1本
生姜 1かけ(千切り)
ニンニク 2かけ(輪切り)
シイタケ 3個(薄切り)
コンソメ 2個
カレールー 1/8かけ(ハウスのバーモントカレーの場合30g)
(アクション)
材料を混ぜ入れ、再び高圧釜(中火)で1分加熱し、5分蒸らす。
○ステップ3
(材料)
酒粕 30g
(アクション)
てぼ(湯きりカゴ)[1]とスプーンを使って酒粕を溶き入れる。(END)
※火加減と加熱・蒸らしの時間は、吹きこぼれないよう、ジャガイモやカブが煮くずれしないように調節する。
※時間短縮のため高圧釜の蒸気を手動で抜く場合は、加熱時間を長くする。
78-4 老化防止
78-4-1 老化抑制物質
○NMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド):ビタミンB3(:ナイアシン)の一種。
・慶応大と米ワシントン大(ミズーリ州)がニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)臨床研究開始。[2]
・長寿に関係するサーチュイン遺伝子を活性化させる働きがある。美容製品なので、薬のように認可のハードルも高くはない。
・ちなみにナイアシンは体内でNMNにも変わる。インスタント・コーヒーにも含まれている。
・ビタミンB群として摂取することで、より効果を発揮する。
※サーチュイン遺伝子:サーチュイン遺伝子は昆虫から哺乳類まで殆どの生物が持つ遺伝子。サーチュイン遺伝子の活性化により合成されるタンパク質、サーチュインはヒストン脱アセチル化酵素であるため、ヒストンとDNAの結合に作用し、遺伝的な調節を行うことで寿命を延ばすと考えられている。[3]
※ナイアシンの活性型NAD(P)を必要とする酵素は、人における酵素の20%程度を占める。ナイアシンは生命にとってもっとも重要な抗酸化物質。
<その他効果>
・皮膚や粘膜の健康
・コレステロール・中性脂肪の分解
・血糖値の減少(糖尿病の場合は医師と要相談)
・神経系の健康
<過剰症>
・NMNは、白血病の細胞に与えるとむしろその活動を活性化して、増殖を促してしまう。[4]
・ナイアシンを大量摂取した場合、血糖値や尿酸値を上昇させる恐れがあり、一時的な顔の火照り・紅潮や、痒みが一時的に出るという「フラッシング (flushing) 症状」が起こることがある。
・また、ひどい過剰症になると、吐き気や便秘・下痢などの胃腸障害、肝機能障害を起こし、まれに劇症肝炎を起こす危険性がある。[5]
<ナイアシン耐容上限量(UL, Tolerable Upper Intake Level)(日本人)>[6]
・ニコチン酸 :男性80mg/日、女性65mg/日
・ニコチンアミド:男性・女性300mg/日
※ニコチン酸100mg/日以上の摂取は顔面~全身の紅潮(ナイアジンフラッシュ)をまねき、空腹時の摂取は胃腸の不快感をまねく。
※ただし、ニコチンアミドは、成人男子で3,000mg/日
<食品成分(100g中)>[6]
・たらこ(生) 50 mg
・肉・魚類 10 mg
・玄米 6 mg
・インスタントコーヒー 47mg(人工的に添加されている)
・トリプトファンから腸内細菌が合成する。
※動物性食品中ではニコチンアミド、植物性食品中ではニコチン酸として存在する。
※ニコチン酸は肝臓に取り込まれた後、ニコチンアミドに変換される。
<サプリメント製造販売>・・・用量:2~4粒/日
・ NMN+レスベラトロール 327mg×60カプセル 29,160円 ミライラボ
・ナイアシンのサプリはニコチン酸とニコチンアミドの2種類が売られている。
<研究者>
ハーバート大学のデビッド・シンクレア教授
ワシントン大学教授の今井眞一郎
レイ・カッツウェル博士をヘッドハンティングし、Googleベンチャーズ
創薬メーカーであるアディマブを買収したかと思えば、遺伝子研究の世界的権威であるボットステイン博士
78-4-2 遺伝子治療
・テロメア―ぜを生成する遺伝子組み換えウイルスの静脈内注射によるテロメアの保護実験。[8]
※テロメア・テロメアーゼ:染色体の末端で、DNAの「保護キャップ」的な役割を果たす部分。テロメアは細胞の老化とともにすり減る。テロメラーゼは、テロメアの長さを伸ばす。
78-4-3 血液クレンジング
・エリザベス女王も受けている?
【参 照】
1. てぼ(湯きりカゴ)
(由来)ラーメンの玉を茹でる湯きりザル→玉→弾→鉄砲ザル→テボ
2. 読売オンライン”老化抑制物質、初の臨床へ…慶応大など来月にも”2016.06.21
http://www.yomiuri.co.jp/science/20160621-OYT1T50012.html
3.NAVERまとめ”若返り薬 「NMN」。サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)を活性化し、アンチエイジング。不老不死も?”
http://matome.naver.jp/odai/2142088642594681401
4. WIRED”未来の“若返り”サプリメント「NMN」の研究” 2015
http://wired.jp/2015/02/16/next-world-11/
5. メディカルエステラボ編集部”【危険?】若返り薬NMNをこっそり買って飲んだらどうなる?” 2015
http://medicalesthe.com/topic/143
6.ナイアシンとは?
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail181.html
7.楽天市場 2016
http://www.rakuten.co.jp/mirai-lab/
8.WIRED”わたしは遺伝子治療で20歳若返った” 2016.05.06
http://wired.jp/2016/05/06/ceo-tests-crazy-genetic-therapy/
0 件のコメント:
コメントを投稿