24 ヒッグス粒子【宇宙とは】宇宙との対話
○他の素粒子に質量を与える粒子。ビッグバンから、10^-9秒後、温度が10^15℃に下がったときに現れた。[1]
(ヒッグス粒子は宇宙に満ちており、ヒッグス粒子と衝突した時のエネルギーが、素粒子の質量になる。)
1) ヒッグス粒子が現われなかったら、他の素粒子は光速で飛び回るだけで、物質は生まれなかった。
2) 光はヒッグス粒子と反応しないため質量を持たない。
3) 予想される量は全宇宙のエネルギーの10^62%。
4) ヒッグス粒子は電荷とスピンを持たない。[2]
5) ヒッグス粒子の質量は125.3 GeV。[2]
※弱い力と電磁気力は、宇宙誕生直後には同じ力だった。
・・・この対称性の破れにはヒッグス粒子が関係している。
○ヒッグス粒子は質量の2%を生じ、カイラル対称性の破れによって残りの98%の質量が生じる。[2]
○重力は質量を持つ物の間の重力子(グラビトン)の交換によって生ずる。
※標準模型 [3]
※グラビトン(重力子)は標準模型の中には入らない。標準模型では重力はうまく記述できない。
○2012年7月4日 欧州合同原子核研究所(CERN、スイス)は、ヒッグス粒子と見られる新粒子を発見したと発表した。[4]
○対称性の破れ [5]
・左側の高エネルギー状態では対象であったものが、右側の低エネルギー状態でメキシカン・ハットのポテンシャルになると、部分的に対称性が破れる。
【参 照】
1. 日本科学未来館“科学コミュニケーターブログ”
http://blog.miraikan.jst.go.jp/topics/20111214post-140.html
2. Wikipedia:ヒッグス粒子
3. CatFalcon“この世界は単純だ”
http://blogs.yahoo.co.jp/cat_falcon/22535344.html
4. 47NEWS
http://www.47news.jp/47topics/e/231399.php
5. Wikipedia:Higgs boson
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