2016年3月13日日曜日

41 人工知能の歴史【知性】宇宙との対話

41 人工知能の歴史【知性】宇宙との対話

○人工知能の歴史( )内は量子ビット
1763年  トーマス・ベイズがベイズの定理を発見
1956年  ジョン・マッカーシーが人工知能と命名。
1980年 Paul Benioff が量子系においてエネルギーを消費せず計算が行えることを示した。
1984年  映画「ターミネーター」公開
1989年  Berners-LeeがWorld Wide Webを開発。
「皇帝の新しい心」ロジャー・ペンローズ発刊
ドイッチュが量子回路を考案
1997年  チェス専用コンピュータ・ディープ・ブルーがガルリ・カスパロフに勝った。
※カスパロフは、15年もの間チェスの世界チャンピオンのタイトルを保持し続けた。
1998年 量子コンピュータ用のプログラミング言語である、QCL (Quantum Computation Language) の実装が公開された。
2005年  レイ・カーツワイルが『The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology』で技術的特異点について詳述。
2011年(128)  D-Wave Systems社(カナダ)が量子コンピュータ「D-Wave」の建造に成功(およそ1千万ドル)
2013年(512)  NASA、Google、大学宇宙研究協会 (USRA) の3者が共同で、D-Wave 2を使用した量子人工知能研究所を設立。
2015年(1000) D-Wave Systemsが新型量子コンピュータ「D-Wave 2X」を発表
2015年 Googleの人工知能Alphago(アルファ・ゴ)が囲碁でプロ棋士に勝利。
2016年 元世界チャンピオンに3連勝。(第4戦は3月13日) [1]
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1603/12/news036.html

【参 考】
[1] 対局のパターン
・チェス:10^120
・将棋:10^220
・囲碁:≧10^360
※チェスでは、どの局面でも平均で35通りの打ち方がある。囲碁では、打ち方は250通り。宇宙に存在する原子よりたくさんの手数がある。
http://wired.jp/2016/01/31/huge-breakthrough-google-ai/

○囲碁・・・プログラム上の困難性
1.分岐係数・・・組合せの数が急に増えるので、深くは探索できない。
2.複雑な盤面を判断するよい方法がない。・・・様々なヒューリスティックがある。
※正解に近い解を得ることができる方法

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