2016年9月12日月曜日

85 絶滅

85 絶滅【過去と未来】宇宙との対話

「生命が誕生してから35億年。その間に生まれた生物は50億~500億種。その99.9%はすでに絶滅している。絶滅こそ生物種に普遍的に訪れる運命なのだ」立花隆(1940-)・・・「ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術」(p.146)

○スノーボールアース
・5~6億年ほど前の先カンブリア時代に、地球はスノーボールアース(全球凍結)の時代を迎え、赤道付近でさえも氷で覆われていた。
・諸説あるが、この時代の地球生命の大部分は細菌類だった。
・スノーボールアースの後に「カンブリア爆発」という劇的な生命進化の時代を迎えた。
・将来、地球が再びスノーボ-ルアースの状態になるとする説もある。

○恐竜の絶滅
・6千5百万年前、恐竜の惑星だった地球に直径10kmの隕石が衝突した。
・落下地点のユカタン半島沖にはこの衝突により直径250km以上、深さ15~25kmのクレーターが形成された
・隕石本体は衝撃による発熱で気化蒸発し、塵となって大気中に広がった。
・落下地点の岩盤は高熱により融解し周囲に飛び散った。
・大気は塵によって不透明となり日光が地表に届かなくなって、地表が寒冷化した。
・恐竜だけでなく、環境の激変に適応できなかった多数の生物が死滅した。

恐竜.jpg

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